紹介された病院にお父さんを連れて行った。
検査の結果、肝臓にも転移しているらしい。
食事の時の痛みは胃内部がただれているせいではないかと言われた。
お父さんが採血に行っている間に私だけ診察室に呼ばれて言われたので、肝臓への転移は本人には言わないでほしいとお願いした。
これは今まで労災病院に付き添ってくれていた義姉と相談して決めた。
お父さんは強そうで弱い。
大半の男性がそうなのかもしれないが、口では強がっているけど、いつもショックを隠しきれていない。
診察室から出てちょうど、採決が終わったお父さんに出くわした。
泣き顔を不審に思われたが、あまり深く追求してくる事はなかった。
ふたりで診察室に呼ばれた
お父さんは前にやってもらった輸血を望んだが、血液検査ではそこまでないらしい。
本人は前回やってもらった時にすごく調子が良かったらしいのだが、私は内心、輸血で生きようとするのって、吸血鬼みたいだと思った。
食事の時の痛みで食べられないとなると、あとは胃ろうにしますか?と言われたけど、それは私もお父さんも望まなかった。
食事がとれない、輸血もできないとなると、病院に来る意味がなくなったので、通院は今回でおわりにしてこれから自宅療養することになった。
訪問医療の手続きを義理の姉にお願いして、私は一旦青森の自宅に帰ることにした。


コメント